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qsm-rd

QSM Directは、Proxmox VEのWebコンソールのnoVNC画面をWebRTCの映像ストリームに置き換えます。同じブラウザタブで、同じPVEログインと同じVM.Console権限のまま使えます。クライアントには何もインストールせず、pveproxyとpvedaemonも変更しません。

  • Proxmox VE
  • WebRTC
  • LXC
ステータス
バージョン0.4.0。HEVCは実験的で、QSM Display1を有効にしたVMのライブマイグレーションは検証されていません。Proxmoxに機能要望(bug #8106)を提出済みで、qemu-serverとpve-manager向けのRFCとパッチシリーズがリポジトリに用意されています。
ライセンス
GPL-3.0-or-later。PVEコンソールスクリプト、シグナリングサービス、LXCコンソール、ビューアページはAGPL-3.0-or-laterです。
プラットフォーム
Proxmox VE 9のノード。クライアント側はWebRTCでH.264とOpusに対応したブラウザ。

解決する課題

標準のnoVNCコンソールは、変化した画面の矩形を送ります。動画、スクロール、アニメーションのあるインターフェースなど、稼働中のデスクトップでの作業では、帯域を多く使うわりに1秒あたりの異なる画面の数が少なく、ゲストの3Dも使えません。QSM Directはノード上でゲストの画面を映像としてエンコードし、ブラウザにストリーミングします。READMEには標準のnoVNCとの実測比較が掲載されており、最初の画面表示、単発のポインタイベント、OSが起動する前のすべてなど、noVNCの方が適している場面も示されています。

主な機能

  • 標準はH.264で、NVENC、QSV、VA-API、またはCPU上のlibx264を使います。HEVCはVMごとに明示的に選ぶ実験的な選択肢です。
  • OpenGLと3Dが使えるVirGLゲストのほか、GPUなしのStandard VGA、VirtIO、VMwareアダプタにも対応します。
  • サウンド(Opus)、ブラウザのマイクのゲストへの入力、双方向のテキストクリップボード。VMでのクリップボードには、任意のゲストエージェントが必要です。
  • ポインタの移動は、最新の状態だけを運ぶ順序なしの専用レーンで送られるため、処理中のフレームの後ろに溜まることがありません。
  • KDE Plasmaデスクトップを持つLXCコンテナ:ttyごとに1つのコンソールがあり、それぞれに専用のログイン画面があります。

仕組み

ブラウザは、TLSポート8007で動くノードローカルのシグナリングサービスにWebRTCのofferを送ります。サービスはPVE自身の/access/ticketを通じてブラウザのPVEチケットとVM.Console権限を確認し、offerをターミナルサービスに渡します。ターミナルサービスはVMごとに1つのメディアワーカーを起動します。ワーカーはQEMUのD-Busディスプレイを読み取り、映像と音声をエンコードしてブラウザに直接送ります。入力は同じ経路で戻ります。1台のVMのすべての視聴者が、1本のエンコードストリームを共有します。

apt install ./qsm-pve-direct_*.deb
systemctl enable --now qsm-pve-direct-terminal.service qsm-pve-direct-signal.service

要件

  • Proxmox VE 9(pve-manager 9.x)。パッケージはDebian 13でビルドし、そのVMを実行する可能性のあるすべてのノードにインストールします。
  • ブラウザ:Chrome、Edge、プロプライエタリコーデック入りのChromium、Safari、またはOpenH264プラグインを有効にしたFirefox。
  • ネットワーク:TCP 8006と8007、運用ネットワークからのUDPの受信。ノード証明書が有効なホスト名でアクセスすること。
  • エンコーダー:NVENC、QSV、VA-API、またはCPU(libx264では開いているコンソール1つあたり約0.5コア)。VirGLプロファイルにはDRMレンダーデバイスが必要です。1ノードあたり最大16のコンソールセッション。

このページは、2026年10月時点のリポジトリのREADMEとドキュメントの要約です。正式な情報源はリポジトリそのものです。